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高校生が法人を設立するということ

「高校生起業家」というワードをよく聞くようになった気がする。ITリテラシーの格差が広がる中今後中学生や小学生でも会社を持つことが当たり前になると思う。

私自身は法人名義の活用のため、また法人口座が必要になったため法人を設立した。しかし、20代未満で起業している人は山ほどいると言うのが現状だ。実際、合同会社であれば10万、株式会社でも20万ほどで設立が可能となっている。

そんな中、起業することだけに価値を求めている人が非常に多いように感じる。多くの場合会社はあっても具体的にハッキリとしたプロダクトなどはないというのが現状だと思う。まず私自身、何も事業がないのに会社を設立する理由がわからないのだが、あくまでも会社というものはまともな事業やプロダクトが前提にあって成り立つものだと考えている。

なぜ、このようなことが起こるのかというと日本人の雇われ脳にあるものだと思う。だからこそ「会社を立てた」というその事だけで評価されてしまう世の中が生まれたのだと思う。

ではここで20歳未満の若者が会社を立てる利点を話して行きたいと思う。
ポイントは「契約」である。私はここに一番の意味があると思うし唯一高校生が会社を立てる利点だと考えている。

具体的に「契約」というのはどういうことかというと、法定代理人(親)にしかできないことでも、会社名義を使用することで契約が可能になり自由度が高まるということだ。具体的に言えばBtoB事業での契約、オフィスの契約、銀行口座の開設などだ。それ以外にもサービスによっては「法人プラン」というものが使用できるという利点もある。

いずれにせよしっかりとしたプロダクトがあれば個人運営でも事業は成り立つし収益を得ることもできる。逆に法人を立てたとしてもプロダクトがなければ意味がないということだ。「法人化」するメリットを正しく理解して会社の設立を行って欲しい。