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残されたWordPressビジネスのコツ

今回のテーマ

今回は最近稼げないと言われているWordPressに残された稼ぐ方法の解説をしていきたいと思います。

なぜWordPressは稼げないのか

なぜWordPressが稼げないのかというと、簡単だからです。簡単なので誰でも参入することができてしまいます。それこそWordPressを共有サーバーにのせてドメイン設定するだけであれば、ブロガーや趣味でサイトをやっている人であれば出来てしまいます。ですから、そういうことを続けて月20万から30万円稼ぎ続けるというのは非常に厳しいわけです。WordPressが稼げなくなってきている中で、今のWordPressの現状と、稼いで行くための工夫について紹介していきます。

WordPressの「弱み」は「強み」でもある

WordPressがなぜまだ稼げる余地があるのかというと、WordPressのシェア率が高いことが挙げられます。世界中のサイトの30%はWordPressで作られているほどです。WordPressはCMS(コンテンツマネジメントシステム)というシステムに分類されますが、CMS内だけのシェア率でいえば60%以上を占めています。これだけ使っている人がいれば、全く稼げる余地がないわけではないのです。

次に、WordPressを使用しているユーザーがどのようなユーザーなのかを見ていきましょう。まず、大手の企業はほとんど使いません。セキュリティ面もありますが、多くは自社で開発できるリソースがあるので、自社でウェブサイトやCMSを開発していることが多いです。では誰が使っているのかというと、中小企業や個人事業主、学校などのITリソースがないところがWordPressを使っていることが多いです。ですから、事業モデルとしてはこのような人たちに合わせたサービス内容が必要になってきます。

WordPressのココで差をつけろ

では何をやればいいのでしょうか。1点目はWordPressのテーマ作成です。日本でも有名なテーマはいくつかありますが、ものすごい数が売れているテーマもあります。だいたい一つのテーマの相場は5000円から10000円程度ですが、特にHTML、CSS、デザイン能力やPHPの能力が少し必要です。しかしPHPはもともとWordPressに完成したものが用意されているので、タグを持って来ればすぐにタイトルをいれたりできるので、HTML,CSSが一通り出来ていて、ステップアップしようと思っている人がWordPressのテーマを作るというのはかなりよいと思います。それこそデザインがよくて、SEOの対策ノウハウがあればWordPressのテーマを作成し販売しお金を稼ぐことが望めるでしょう。業務委託とは違うので、労働量に応じて収入が上がるわけではなく、テーマが良いものであればずっと売り続けることができるので、労働に比例した収入で無くなるのが良い点です。

2点目はWordPressの複雑な部分のカスタマイズをできるようにすることです。初心者でもテーマを導入して、マニュアル通りに適当にカスタマイズすることができますが、WordPressはブログだけでなく会員サイトやECサイトも作ることができます。会社の中にはITリソースがないところもあるので、全てWordPressでECサイトの構築からクレジット決済までやりたいというユーザーもいます。クレジットカード決済を入れるとなるとPHPのバックエンドのノウハウ、プログラミングのスキルが必要になってきます。会員サイトやECサイトであれば単価も上がってくるので、一件数十万円になってきます。データベース系ウェブサービスであればカスタム検索のシステム導入などが高単価になってきますし、データベースにおいてはSQLでテーブルを追加するような話になってくるので一件の案件で数十万、さらに行けば100万円単位になっていくのは確かだと言えます。

ここまで二つ稼ぐ方法をお伝えしてきました。一つ目がテーマを作成して販売すること、二つ目が高機能なECやクレジット決済などの高度なシステムを開発するということでした。WordPressも使用しているユーザー層を見極めて、そこにソリューションを与えていくという事業モデルに変えていくことによってまだ稼げる余地があると言えます。